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초록
『作庭記』における山里とは家の近くに高い山を設けて、その山頂から裾まで石を組み、山里の風情を 造り出した造園型式である。この造園手法は平安時代末期、京都の郊外に別荘や山荘を建てることが 流行し貴族たちの庭園作りに取入れられ、山里の雰囲気を楽しんだと思われる。本稿はこの山里の造園 方法や平安時代の和歌に描写された山里のイメージを探り、露地の空間構成の特質や茶道文化との関 連を考察した。平安時代の和歌にいう山里のイメージは憂き世から逃れる自然美の地であり、物侘しい所 だが心の自由を得られる空間でもある。侘び茶の草庵露地は市中の山居と呼ばれた。露地は都市の中 の日常的な空間を深山幽谷の山里に見立てた静寂な空間である。蹲踞にて最初の所作は主人が手水 鉢に入れる水を運ぶことであり、客も柄杓で手水鉢の水をすくい上げ手や口を清める。これは俗世の心の 塵や執着、穢れを清潔な水で心身ともを清める儀式である。即ち、蹲踞を海に想定して神道の禊ぎを取り 入れた機能的装置ともいえる。日本人の山里への憧憬や共通のイメージは平安時代を始め近世と現代に 至るまで綿々と受け継がれている。最近日本政府の美しい国土を創造する施策の一環として山村の活性 化に取り組むという施策も含まれている。日本古来の山里のイメージや思想を現代の美しい国土の創造や 地域の活性化に繋げる仕組は注目すべきである。日本の伝統文化から次々と新しい発想を作り出す日本 文化の特質が山里という空間文化にも明確に現れていると思われる。
키워드
空間文化(Spatial Culture); 作庭記(Sakuteiki); 茶道文化(Chado Culture); 日本文化 (Japanese Culture); 露地(Roji); 山里(Yamazato)
- 제목
- 산마을(山里)의 공간문화에 관한 연구 -로지(露地)를 중심으로-
- 제목 (타언어)
- A Study on the Spatial Culture of Yamazato(Mountain Villages) - Focusing on Roji-
- 저자
- 이미자
- 발행일
- 2019
- 저널명
- 日本文化學報
- 호
- 80
- 페이지
- 425 ~ 440